Z世代の商品購入現場

実に5カ月ぶりの投稿である。卸売り稼業に専念していたところに、久しぶりに海外ブランドのアジア向け商品開発の話があり、ブランディング作業に没頭していたため、市場動向の発表が疎かになった。 さて、今回は珍しく自社で扱っているある商品の売れ行きの…

大型連休の販売予測 春と初夏のニキビ撃退

久しぶりのブログ更新。4月から5月の大型連休に販売する商品の準備で忙しかった。化粧品の売れ行きが、年々変動していることから、今年の大型連休明けの売れ行きは想像できないでいるが、私としては、大型連休は春夏では一番に賑わうと見込んでおり、在庫切…

時短ケア化粧品の需要喚起➁

時短ケア部門で馴染みのアイテムのBB・CCクリームでは新規剤型の保湿感のあるクッションタイプが年間を通して好調。新年度も順調に売れている。特に30代以上の女性にはコンパクトが超薄型や小型タイプ、容器デザイン、プリントのイラストや柄のファッション…

時短ケア化粧品需要喚起①

2017年から2018年は、時短ケア化粧品と高機能美容液が市場をリードした。TOPを走り続けているアイテムは、オールインワンゲル。ゲル状の美容液である。化粧水、美容液、美容オイルが一体となり、1アイテムでスキンケアを終わらすことができるというもの。ほ…

化粧品市場2018年を振り返る

2017年より昨年の方が、確実に化粧品の売上げは伸びた。一番の利用は通販、続いてドラッグストア、百貨店、専門店の順である。通販の販売はECを含め、細かく分かれている。主として自社通販かセレクトショップなのかで分かれているが、売上高のほとんどは、D…

2018年救いの化粧品

私にとっての恐怖は、しわができたらどうしよう?ということであった。できるだけ作らないことを考えて、普段使っている化粧水にプラスRISOUのリペアジェル(美容液)POLAのクレアテージ エクセレント(クリーム)を使ってきた。しかし、2018年は、自分なり…

新宿区 経済の一区切りの香り 2018年12月

化粧品に関する2018年最終月に感じる「経済の一区切りの香り」であるが、 これは新宿区の話である。 世の中の人が化粧品の商圏についてどの程度新宿区を重視しているか知らないが、大繁華街を抱える新宿駅だけで、乗降合わせての各社合計(私鉄各社含む)で…

はじめに パリから日本に帰国したけれど

ヨーロッパ生活を楽しんで日本に帰ってきたところ、日本は不景気でファッションにお金を使う人がぐっと減っていると感じた。かつてのように仕事で多忙な日々にうんざりしていたことから、堅くて着実な印象から国立大学、総合病院に勤務する形成外科医が作っ…